こんにちは!
utile整骨院です!
こちらの記事をお読みいただきありがとうございます。
今回はオスグッドの症状・施術方法について解説していきます!
オスグッドとは!?
正式名称は「オスグッド・シュラッター病」
オスグッドは成長期特有の怪我です。
発症者は10歳〜15歳のスポーツを行なっている方が多くを占めます。
サッカー、バスケットボールを行なっている方に多い傾向です。
症状
膝蓋骨(お膝のお皿)の下にある骨が突き出し、痛みが発生してきます。
・走ると痛い
・正座が痛い
・階段を上るのがしんどい
このようなお悩みを多くお聞きします。
〜症状の特徴〜
スポーツを続けると痛みが徐々にひどくなります。
一方で少し休むと痛みが軽減します。
オスグッドの発生メカニズム
膝のお皿の下の骨、痛みが生じている部分は「脛骨粗面」といいます。
脛骨というすねの骨の一部です。
この脛骨粗面の軟骨部分が剥離(剥がれ落ちる)することにより痛みや腫れが生じて、
スポーツを行うことが困難になります。
オスグッドの原因を解説!
なぜ脛骨粗面の軟骨部分が剥離してしまうのでしょうか。
①オーバーユース(使い過ぎ)
・ダッシュ動作
・ジャンプ動作
このような膝へ負担がかかる動作が繰り返し行われると発生リスクが上がります。
②筋肉の柔軟性低下
特に大腿部前面が硬い方は要注意!!
大腿四頭筋の硬さはオスグッドの発生リスクが上がります。
〜理由を解説〜
大腿四頭筋はオスグッドで痛みが発生する脛骨粗面に付着します。
成長期の場合、軟骨よりも筋肉の方が力が強い状態です。
【大腿四頭筋>脛骨粗面の軟骨】
↑
このような図式になります。
上記の①、②が組み合わされる状態となると、
「オーバーユース+硬い大腿四頭筋に軟骨が引っ張られる」
こうしてオスグッドが発症してしまいます。
utile整骨院の施術
utile整骨院の施術は、
①痛みの出ている患部の改善、大腿四頭筋の筋緊張緩和
②患部に関わる全身的要因の改善
この2つに対して行います。
①痛みの出ている患部に対してのアプローチ
→炎症の軽減に向けた施術を行います。
・特殊電気施術
・アイシング
・必要であればテーピングによるサポート
さらに、大腿四頭筋の筋緊張を改善するための手技施術を行います。
②患部に関わる全身的要因の改善
・姿勢改善、筋力強化・柔軟性アップ、体の使い方の再構築を行います。
【姿勢改善】
→簡単にご説明しますと「反り腰」は大腿四頭筋に負担をかけます。
一度、意識的に腰を反ってみましょう。
そうすると大腿部前面に伸びる感じがすると思います。
この伸びた状態が反り腰さんは常に起きています。
反り腰状態でダッシュやジャンプを行うことで膝への負荷が大きくなり、
オスグッドを発症します。
【筋力強化・柔軟性アップ】
→体幹部や股関節周囲の筋力強化により膝への負担を軽減。
→大腿四頭筋をはじめ股関節周囲筋の柔軟性を上げることにより脛骨粗面に対する牽引力を軽減させることができます。
【体の使い方の再構築】
しゃがむ動作一つにしても膝に負荷がかかってしまうのか、臀部にしっかり効かせることができているしゃがみ方なのかにより、得られる効果がまったく変わってきます。
片足立ち、ランジ動作、背骨の柔軟性をはじめ行なっているスポーツに対しより適切な動きをお伝えします。
また誤ったフォームを早期に修正することにより、怪我の発生を防ぐこともできます。
痛みは早期相談が大切!!
オスグッドをはじめ、スポーツ中やスポーツ終了後に痛みが発生した場合は早期ご相談をおすすめします。
・いつもと違う嫌な痛み
・日常生活に支障が出る痛み
・睡眠の妨げになる程の痛み
こういった場合はすぐに医療機関に受診することをおすすめします。
utile整骨院は国家資格を持ったスタッフが必ずご対応します。
お困りの際はご相談ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
utile整骨院
小林駿介
【最寄り駅】
「登戸駅 徒歩3分」
「向ヶ丘遊園駅 徒歩4分」
【アクセス】
オーケーストア登戸店のすぐ隣
一階に美容院「Flap-flap」さんが入っているビルの3階です。
【診療時間】
平日21時まで
土日・祝日18時まで
コメント