こんにちは!
utile整骨院の小林です!
今回は「ランニング中にふくらはぎが痛くなる」
こちらの症例について解説していきます。
ランニングに多いふくらはぎの症状
『シンスプリント』
ランナーの20%〜50%に発症傾向。
繰り返しのランニングにより脛骨(すね)下部に痛みが生じている方は必見です。
シンスプリント
シンスプリントとは
脛骨(すねの骨)の内側に存在する骨膜に炎症が生じ痛みが出る症状。
別名:脛骨過労性骨膜炎
脛骨内側に付着する「後脛骨筋」「長趾屈筋」「ヒラメ筋」が原因となります。
【発生機序(原因)】
ランニングやジャンプ、ターン動作中に脛骨内側部に付着する筋肉に疲労が蓄積→柔軟性の低下
疲労した筋群が骨膜を牽引する形となり微細損傷が発生。
【受傷リスクの高い方】
・ランニングの高負荷トレーニングが続いている
・筋疲労の蓄積
・扁平足
・ウォーミングアップが不十分
・日々ケアをする習慣がなかなか少ない
【日常におけるリスク】
・座り時間が長い(デスクワーカー)
・姿勢不良
・睡眠不足
・体重の増加
【痛みの発生】
損傷部に負担のかかる状態で痛みが発生する。
ex)
・ランニング(特に走りはじめ)
・階段の登り降り(特に降り)
・朝、起床時の歩き出しの際
治療方法
【受傷直後(急性期)】
・安静
・アイシング
・テーピング等で患部のサポート
・電気施術にて炎症(痛み)の鎮静化を図る
【慢性期】
・患部の筋硬結を手技施術にてアプローチ
・全身的要因の改善(姿勢、柔軟性、自律神経)
【回復期】
・トレーニングから正しいフォームの獲得
・安定性、柔軟性の獲得
・目標に向けたオーダーメイドのトレーニング
ex)
・フルマラソンのタイム更新
・サッカーのスプリント向上
・バスケットボールにて切り返しの瞬発力向上
【まとめ】
ランニングは手軽にはじめることができ、健康増進にピッタリな最高な運動です。
最初は少しきついけど続けていくと負荷にも慣れてきて徐々に長い距離を走ることができます。
このタイミングが怪我をしやすいポイントです。
こちらの記事をお読みいただき、痛くはないけど違和感がある。そんな状態の方は早期治療をおすすめします。
痛めてしまってからでは良くなるまでにかかる時間がぜんぜん違います。
utile整骨院では皆様の症状やお身体の状態、さらには目指す目標に向けてオーダーメイドで施術をご提供します。
ランニング中に起こるお悩みがありましたらぜひご相談ください。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
utile整骨院 小林 駿介
【最寄り駅】
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「向ヶ丘遊園駅 徒歩4分」
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【診療時間】
平日21時まで
土曜日・日曜日18時まで
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